Friday, August 30, 2024

アメリカの学校って?

アメリカの田舎町の学校ってどんなの?

子どもが学校に通い始めて数年、

日本の学校とは違うことも多くたくさん困ることも多かったです。


アメリカ育ちの主人に聞いても「わからないよ~」と、

あまり助けてもらえなかったので、笑

周りのママ友に聞いたり先生に聞きながら学んできました。


今回はそんなアメリカの学校について紹介していきたいと思います!


アメリカの学校のシステムって?

まず、アメリカの公立の学校は、5歳から始まります。


このクラスは「Kindergarten(キンダーガーデン)」と呼ばれており、

日本の幼稚園や保育園での年長のクラスにあたるものが

小学校の1年目のクラスとしてあります。


~5歳までの未就学児

5歳までの未就学児は、

日本で言う幼稚園または保育園に通う

または家で過ごすパターンが多いです。


家で過ごすパターン

日本だと未就学児なら

保育園や幼稚園に通ったりするのがほとんどだと思いますが、

こちらだと5歳で公立の学校に入るまで

家で過ごす子どもも多い気がします。

私は専業主婦なので、私の長男と次男はこのパターンになると思います。


共働き家庭が多い大都市では

保育園に通わせる家庭が多いようですが、

私の住んでいるテキサスの田舎町では、

子どもが小さい間は専業主婦になって自分で世話をするという家庭が結構多いです!


というのも、なんといってもデイケアの料金が高い!!!!

こんな田舎町のデイケアでも、平日一日中預けるとなると、

月の料金は1500ドルくらいかかります…。

それが子ども2人分となると約3000ドル…日本円だと30万円越え!

なので私は働かずに家で専業主婦をして過ごしています。

(私はキャリアもなく資格もないので稼げる仕事に就けません…😔)


ママ友の中にはリモートワークをしつつ

家で子どもの世話もしているという人もいますね。


幼稚園または保育園

バリバリ働く共働き世帯の子どもたちは、

Day Care(デイケア)と呼ばれる保育園に通うことが多いです。


このデイケアは日本の保育園と同じく、

共働き家庭がメインのユーザーです。

平日の朝から夕方までの時間預けられるところが多く、

かかる費用は前述したように結構高めです。


幼稚園は「Preschool(プリスクール)」と呼ばれます。

これは通う幼稚園によって預けられる時間帯が違い、

午前中4時間ほどだけの「Half Day(ハーフデイ)」の所もあれば

朝から2・3時までの「Full Day(フルデイ)」の所もあります。


預ける時間の長さや、

幼稚園が私立の学校の付属なのか教会でやっている所なのかなどによって

月の利用料は異なります。


私の一番上の娘は4歳の一年間はこのプリスクールに通っていました。

アルファベットの基本の発音やスペルなど、

基礎的な勉強もしっかり教えてくれたので、

キンダーガーデンを不安なく始められました!


家では日本語しか話さないので

子どもの英語力が他の子についていけるか心配という家庭には、

プリスクールでしっかりと基礎を始めるのはよいかもしれません。


Head Start(ヘッドスタート)

私立の幼稚園がプリスクールなら、

公立の幼稚園にあたるのがHead Start(ヘッドスタート)と呼ばれる

公立小学校で行われているプログラムです。


4歳以上の子どもが対象で、

プログラムに参加するには

いくつかある必要条件の1つに当てはまる必要があります。


必要条件は住んでいる州によっても違うようですが、

・家庭の総収入金額が規定以下であること
・バイリンガル家庭であること

などがあります。

(※州やエリアによって違うので条件はウェブサイトなどで確認してみてください!)

このプログラムは無料で参加できるので、

必要条件を満たしているかもしれない家庭の方は

学校に直接確認してみるとよいかもしれませんね。


Elementary School(エレメンタリースクール・小学校低学年)

5歳から始まるのが日本の小学校にあたるElementary Schoolです。


5歳からのクラスはキンダーガーデン(Kindergarten)と呼ばれ、

この学年が公立学校の初年度です。


州やエリアによって違いますが、

私たちの住んでいるエリアでは

Elementary Schoolはキンダーガーデンから2年生までの学年が所属しています。


Intermediate school(インターメディエイトスクール・小学校高学年)

私たちの住んでいるエリアでは、

3年生から5年生までがIntermediate Schoolに通います。

日本でいうと小学校高学年の年齢にあたる子どもたちが通っています。


学区によってこのIntermediate Schoolがなかったり、

通う学年が違かったりすることもあります。


Junior High SchoolまたはMiddle School(ジュニアハイ・ミドルスクール・中学校)

日本の中学校にあたるのが

Junior High SchoolまたはMiddle Schoolと呼ばれる学校です。


このあたりから学校のチームに所属してのスポーツが始まったり

吹奏楽などのバンドチームに所属できたりと

日本で言う部活も始まります。

High School(ハイスクール・高校)

日本の高校にあたるのが、High Schoolです。

アメリカの映画やドラマでよくみられるように、

学校対抗での部活動が頻繁にあったり、

プロムなどのダンスパーティーなどが開催されたりすることが多いです。


学校の成績によっては、

通常の高校の授業だけではなく、

大学への準備となる授業や

大学の単位としてみなされる授業なども受けることができます。


大学の単位としてみなされる授業を高校在学中に十分とれば、

日本の短大にあたるCommunity College(コミュニティカレッジ)の

卒業資格を高校卒業と同時に取得することも可能です。

すなわち、高校卒業と同時に短大も卒業できるということです。


↑私の住むテキサスの田舎町には、

小さなコミュニティカレッジがあるのですが、

毎年20名ほどの地元の高校生が

高校卒業とともにそこで短大の学位を取得しているようです。


以上がアメリカの田舎町を参考にまとめた

アメリカの学校のシステムの大まかな情報でした。

もちろん住む地域や町の大きさによってシステムの違いはありますので、

参考程度にしてもらえると嬉しいです!


日本の学校のシステムと似ているところも全く違うところもあるので、

毎年子どもの学校の習わしやシステムに振り回されています。笑

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